事前に調べておくべきだったチェコの交通機関のシステム
2017年9月頃、チェコを訪れました。個人で航空券を手配し、成田からアエロフロート・ロシア航空でモスクワのシェレメーチエヴォ空港で乗り換え、プラハのヴァーツラフ・ハヴェル国際空港からチェコに入りました。航空券の料金は往復で13万円ほどでした。
なかなか見つからない券売機…
プラハ着が夜9時ごろと遅かったため、初日は空港からばすで15分ほどのところにあるホテルに泊まり、次の日からは中心街のホテルに泊まる予定でした。空港から初日のホテルまでは難なく到着し、さて、中心街に向かうトラムに乗ろうとしたときでした。切符の券売機が見当たらないのです。
トラムの停留所には必ずあるだろうと思っていたのですが反対側の停留所にも全く見当たらず、近くに地下鉄の駅やキオスクなど他に買えそうなところもありません。プラハでは正しい切符を持っているかどうかチェックする検札が頻繁に行われ、切符を持たないで乗っていることがばれると罰金をはらわなければいけないという話は聞いていました。
やっとのことで見つけた券売機。しかし!!
仕方なく次の停留所まで重い荷物を引きながら線路をたどって歩いてみましたが、そこにも券売機はなく、その次の停留所でようやく券売機を見つけることができました。しかし、安心したのもつかの間、今度はコインしか使えないタイプの券売機でした。
両替したばかりで小銭を持っていなかった私たちは、近くにあったスーパーマーケットで水を買い、(ここでも細かいお金はないの?と言われました)ようやくトラムに乗ることができました。しかし、悲劇はまだ終わりません。トラムの中でやはり検札があったので、先ほど買った切符を見せたところ、「スーツケース運搬用の切符は?」と聞かれ、持っていないと答えると、罰金をとられてしまいました。
ちゃんと調べていれば防げたのに…
500円ほどだったのですが、普通に買えば80円ほどだったので地味に痛い金額です。知っていて違反をしたならまだしも、スーツケースの運搬にお金がかかるとは知らなかっただけなのでとても悔しい思いをしました。プラハに行くときは空港や大きな駅などクレジットカードも使える券売機がある場所でまとめて切符を買っておくべきだということ、そして、スーツケースなど荷物にも料金がかかることを学びました。
帰ってきた後でガイドブックをじっくり読み返すと、しっかりそのことが明記され、気を付けるようにと書いてありました。海外の公共交通機関のシステムは日本と違っていることが多いので、きちんと下調べをしなければいけないと思いました。