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学生やフリーターでも海外旅行用のクレジットカードを作れるの?

 


 

高校生は海外旅行のためにクレジットカードを作れるの?

高校生の場合は、原則としてクレジットカードを作ることはできません。家族カードも作ることはできません。しかし、クレジットカード会社によっては「海外留学等によって海外でカードを使用する場合に限り」、家族カードを作ることができます。この場合、まずは家族が正規のクレジットカードを所有していることが前提になります。また、利用できる期間は、海外にいる期間のみです。帰国してからは利用することはできません。

他には、デビットカードを作るという方法があります。デビットカードは中学生を除く15歳以上なら作ることが可能です。ただし、カード会社によっては16歳以上だったり、高校生不可だったりするので注意してください。

デビットカードはクレジットカードと異なり、利用した場合登録した銀行口座から即時引き落とされます。銀行口座にお金がなければ、利用することができないため、使いすぎによるカード破産等の危険性もありません。クレジットカードが使える店舗であれば、ほとんどの場合デビットカードを利用することができます。また、デビットカードを作る場合は親の承諾が必要になります。

 

大学生でも海外旅行用のクレジットカードを作れるの?

大学生であれば、基本的にクレジットカードを作ることが可能です。作成できるクレジットカードは学生向けのクレジットカードになります。学生向けのクレジットカードは、一般向けよりも利用できる上限額が少ないです。また、学生向けのクレジットカードは、一般向けのクレジットカードよりも比較的審査は緩く、非常に作りやすいです。

大学生とはいえ海外旅行に行く場合は、クレジットカードを複数持つことがすすめられます。2枚程度であれば審査もそこまで厳しくなく、比較的容易にクレジットカードを持つことができます。一般カードと同様でブランドは1枚はVISA、もう1枚はMasterもしくはJCBを持つことがおすすめになります。

学生向けのクレジットカードはいろいろありますが、海外旅行に行くのであれば、海外旅行保険が自動付帯されているクレジットカードを作るのが必須になります。また、大学生は基本的に収入が少ないので、年会費が無料のクレジットカードを作るのがいいです。

数ある学生向けのクレジットカードの中でも、海外旅行に行く学生向けのクレジットカードは、学生専用ライフカード、エポスカード、セゾンブルーアメリカンエキスプレスカードの3枚がおすすめになります。では、この3つのカードの特徴について以下に記します。

学生専用ライフカード
・年会費無料です。
・海外での買い物で利用した額の5%が請求月の翌々月にキャッシュバックされます。ただし、キャッシュバックの上限は年間50,000円です。
・海外旅行保険が自動付帯されます。補償は最高2,000万円です。
・利用上限額はショッピングは5万円~30万円。キャッシングは0~10万円です。

エポスカード
・年会費無料です。
・ブランドはVISAのみです。
・海外旅行保険が自動付帯されます。

セゾンブルーアメリカンエキスプレスカード
・年会費は初年度無料です。2年目以降は年会費3,000円かかります。
・ブランドはアメリカンエキスプレスになります。
・海外旅行保険が自動付帯されます。補償は最高3,000万円です。
・帰国後、空港から自宅までの手荷物宅配がスーツケース1個まで無料です。
・海外旅行期間中のショッピング枠の上限額を増額することができます。

セゾンカードアメリカンエキスプレスカードは、サービスがかなり充実しておすすめですが、若干年会費がかかる上、VISAやMasterに比べて利用できる店舗が少ないので、2枚目以降にするのがおすすめです。

 

フリーターや無職だと海外旅行用のクレジットカードは作れないの?

フリーターや無職の場合、サラリーマンや公務員のように安定収入があるわけではないので、クレジットカードの審査が通りにくいです。でも、必ずしも作れないわけではありません。審査が比較的緩めのクレジットカードも存在します。また、年齢が高くなるほど審査に通りにくくなる傾向があります。

また、無職の場合は基本的に定期収入がないので、クレジットカードの審査に通るのは、非常に難しいです。学生やアルバイトであれば作れたりするので、無職の状態になる前に作っておくことをおすすめします。なるべく若いうちに両親が元気なうちに作っておくのがいいです。また、クレジットカードの支払いを滞納したりしてしまうと、それ以降クレジットカードを作るのがかなり難しくなるので、滞納はしないようにしてください。どうしても無職の状態でクレジットカードを作りたいのであれば、デビットカードを作るという手段もあります。デビットカードは審査がありませんから、比較的容易に作ることが可能です。

では、フリーターが作りやすいカードで海外旅行向けのクレジットカードは以下になります。

楽天カード
・年会費は無料です。
・海外旅行保険は利用付帯になります。海外旅行を行く際に利用する公共交通機関の支払いにこのカードを利用すれば、海外旅行保険が適用されます。
・海外旅行の買い物に利用した場合、100円につき楽天ポイントが1ポイント付与されます。
・ハワイのワイキキに旅行する際に楽天カード専用ラウンジを利用することができます。

リクルートカード
・年会費は無料です。
・海外旅行保険は利用付帯になります。海外旅行を行く際に利用する公共交通機関の支払いにこのカードを利用すれば、海外旅行保険が適用されます。

三井住友VISAクラシックカード/三井住友VISAクラシックカードA
・年会費は初年度のみ無料です。2年目以降は三井住友VISAクラシックカードは年会費1,250円(税別)、三井住友VISAクラシックカードAは年会費1,500円(税別)になります。
・海外旅行保険は三井住友VISAクラシックカードは利用付帯、三井住友VISAクラシックカードAは自動付帯になります。三井住友VISAクラシックカードAを海外旅行に行く際に公共交通機関の支払いに利用した場合、補償の金額が変わります。
・ブランドはVISAまたはMastercardから選べます。

フリーターの状態で1つ目のクレジットカードを作る場合は、年会費も無料でポイントも貯まりやすい楽天カードを持つことをお勧めします。

 

親名義のクレジットカードは海外旅行でも使って大丈夫?

日本で買い物とかでクレジットカードを利用する場合、親名義のクレジットカードが使えちゃったりしますが(本当は駄目ですが)、海外旅行先ではクレジットカードのチェックが日本よりもはるかに厳しいので、親名義のクレジットカードは使えないことが多いです。

異性の親名義のクレジットカードはもちろん駄目ですし、同性の親名義のクレジットカードであっても店舗によってはパスポートの提示を要求されることもあります。親名義のクレジットカード利用が店舗にばれてしまうと、クレジットカード会社に連絡されて最悪の場合、カード利用が停止されてしまうことがあります。

また、本人以外のクレジットカードの場合、紛失してしまったり、海外旅行保険を利用しようとしても、クレジットカード会社からの補償は一切ありません。最悪、クレジットカードを不正利用したとしてブラックリストに入れられてしまう危険性もあります。

ですので、もし親名義のクレジットカードを利用したい場合は、事前に家族カードを作っておく必要があります。家族カードを作成する場合もクレジットカード会社からの審査を通る必要がありますが、親に安定収入があれば、審査に落ちることはまずありません。家族カードを作ってしまえば、普通にクレジットカードとして利用することができます。