機内に預けたスーツケースが見つからない
羽田からパリまではJALで行き、パリでエールフランスに乗り継いでヴェネツィアに向かいました。ヴェネツィアに着いたのは深夜23時頃でした。深夜だったのでホテルのチェックインに間に合うかがとても不安で、空港から近いホテルを予約しました。そこには一泊し、翌日にはフィレンツェに向かう旅程でした。ヴェネツィアに着いて、スーツケースが出てくるのを待っていました。
預けたはずのスーツケースが出てこない…
深夜便であったことと、ヴェネツィア空港が小さかったため、すぐに出てくると思ったのですが、いつまで経っても私のは出てきませんでした。とうとう最後のスーツケースが出てきて、ターンテーブルは止まってしまい、次の飛行機用に表示も切り替わりました。空港のスタッフに聞いたのですが、これで全部ですと言われました。
すぐ近くにロストバゲージ用のカウンターがあったので、そこに並びました。すでに五人ほど並んでいましたが、一人当たり30分近く時間がかかっていました。語学が堪能ではないため、ホテルに電話をかけることもできませんでした。やっと自分の番がきて、ロストバゲージをしたことを伝えました。失くなったスーツケースの登録をしてくれ、ロストバゲージした人に渡しているアメニティグッズを受け取り、ホテルに小さなバッグひとつで向かいました。そのカバンには必要最低限のものしか入れていなかったので、下着も化粧品も充電器もありませんでした。
ようやく見つかったスーツケース
翌日、手ぶらのまま電車で2時間ほどの距離にあるフィレンツェに向かいました。空港で次の滞在先であるフィレンツェのホテルを伝えておきました。そのことをフィレンツエのホテルでチェックインの時に伝えておきました。スーツケースが見つかった場合に、そこに届くようにしていたからです。
そこから二日間待ちました。エールフランスのサイトでロストバゲージした荷物を検索することができたので、毎日検索しました。私のはどうやらローマに届いていたようでした。そこから1日経って滞在先のホテルに私のスーツケースが届きました。大したものは入っていなかったのですが、届いた時にはフロントで歓喜の声をあげてしまいました。
最低限は飛行機内に持ち込もう
スーツケースが届くまで、フロントで充電器を借りて過ごしました。それ以来、最低限の下着や充電器などは機内持ち込み手荷物に入れることにしました。ロストバゲージは珍しいことではなく、誰にでも起こりうることだと学んだからです。海外では下着を購入するのもサイズなどの問題で、非常に難しいことが多いです。やはり、万が一のことを考えて、そうなってもいいように準備しておくことが大切だと感じました。