英語ができない面々のハワイ旅行
私たち夫婦と息子と義理の姉夫婦とその子供3人(成人)、そして義母と9人でハワイへ行った時のことです。みんな何度か海外旅行へ行ったことがあると聞いたので、事前に説明などをしないまま、ハワイに到着しました。私たち家族3人は一緒に入国審査を受けることが出来たのですが、義理の姉の子供たちは成人しているので、バラバラに入国審査を受ける必要がありました。
入国審査でのパニック!!
すると、甥が入国審査に引っかかっています。なにかあったか?と慌てていると、審査官のスタッフが「ジャパニーズ?」と日本語を話せる人を探しています。どうやら、甥は今まではツアーで海外旅行に来ていて、家族と一緒の入国審査だったので、親任せにしていて、全く英語が理解できていなかったのです。審査官も手を焼いたので、日本語のできる人を探していたのでした。夫があわてて駆け寄り、通訳をして入国審査を通過しました。
少しでも英語が話すことができれば…
レストランへ行っても買い物に行っても英語が出来るのは夫だけだったので、どこへ行くのも夫の後に8人がぞろぞろとついて歩くことになってしまいました。私は少しなら英語がわかりましたが、義理の姉たちを連れて歩くまでの英語力はなかったのです。
そんな姉夫婦が別行動でゴルフに行くことになりました。ゴルフが終わった後、みんなで食事をすることになっていましたが、ツアー会社の手配ミスで食事付きのツアーにされてしまいました。姉夫婦には「違う」とか「食事はいらない」と言える英語力はなく、私たちはずっと待つことになりました。もう少し英語を勉強しておくんだった、そして姉夫婦にも少しは英語を教えておくんだったと日が経つにつれてその思いは強くなりました。
恐怖の保安検査
とどめは帰りの飛行機でした。搭乗手続きを済ませ、保安検査に進んだところ、とても厳しい検査でした。列に並んでいるつもりが9人がバラバラになってしまいました。検査官の「靴脱いで」「ジャケットを見せて」の英語も理解できなかった義母たちは不安だったようです。
たまたま私が義母の側にいたので訳して義母に伝えました。すると夫が金属探知機に引っかかっています。パスポートの都合上、息子は夫と一緒にいました。検査官が息子に「ママの所に行って」と言いましたが、息子に英語が通じるわけもありませんでした。もう少し英語を勉強しておくこと、入国審査や搭乗手続きには予備知識が必要であることを痛感させられました。次回までに義母たちにも説明できるようにしておこうと思います。