ガラケー時代のタイ旅行での困った通信手段

２０１３年１月半ばに、友人と二人でタイのバンコクに行きました。二人とも海外旅行は初めてでしたが、出来るだけお金はかけたくなかったことと物価が安い国に行きたかったので、アジアで物価が安いタイにしました。

警戒心が強いバンコク旅行

私は本やネットなどで、ある程度、知識はあったのですが、友人は全く知らないようで、治安やぼったくりについて非常に警戒しており、そのことからホテルはそこそこランクが高めのホテルにしました。

当時、私はスマートフォンではなく友人のみスマートフォンを使っていました。通信手段について調べると、外国での携帯電話の使用はお金がかかるということでしたので、空港で携帯ショップで聞いてみました。

スマートフォン主流になる前のWi-fi事情

スマートフォンならホテルやコンビニなどの無料Wi-Fiを使えばお金はかかりませんが、普通の携帯電話ではWi-Fiは使えません。自分の携帯電話を使用せずに、携帯電話のレンタルも可能でしたが、そもそも電話を使うことはあまりなさそうでしたし、必要であれば、ホテルや外出先でWi-Fiを探して、友人のスマートフォンを使えば良いということになったので、私の携帯電話は日本を出るときに電源を切りました。

バンコクでの滞在は５泊６日です。ホテルにはWi-Fiがありましたが、あまり電波が良くなく、よく切れました。市街地に出てみると、意外とWi-Fiスポットは少ない。現在ならそんなことは無いのでしょうが、当時はスマートフォンが主流になる少し前だったのか現地でもiPhoneを持っている人はそれほど多くはなかったようです。

すごく不安な別行動

我々は日程をこなしながら観光を楽しんでいました。常に一緒にいましたし、わからないことはガイドブックや人に聞いたりしていたので、ネットが必要になることもなく、電話をかける必要もありませんでした。しかし、帰国前日の夜に私と友人で観に行きたいところについて意見が割れました。

海外旅行自体なかなか行けるものではないし、ホテルに戻ったら、お互いの部屋に連絡をいれることにして別行動に決まりました。友人は平気なようでしたが、私は不安しかありません。

数日の滞在で高架鉄道、地下鉄、タクシー、バイクタクシーなど交通手段に不安はないのですが、友人と一緒ではないので、友人が心配です。結局、それほど楽しめないままホテルに戻り友人の部屋に電話しましたが繋がらず、落ち着かない時間を過ごしました。

日付が変わった頃、ようやく連絡がありほっとしました。やはり何かのときのためにも通信手段は大事です。それからは海外旅行に行くときは、スマートフォンを持っていきつつ、格安SIMやレンタルも利用するようになりました。